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!イベント開催します!
この度”和文化×Cheer”というテーマのもと、
和文化体験ワークショップ「和のいろかたち」というイベントを開催する運びとなりました。

「和のいろかたち」
【日時】
11月21日(土)/10:00〜16:00
11月22日(日)/10:00〜15:00
【場所】
東京都港区 増上寺

様々なジャンルの和の匠が皆様をお待ちしております!
入場無料!ぜひお越しください!!

「和のいろかたち」 詳細はこちらから

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「えびす講」をご存知でしょうか。
「とおかえびす(十日戎)」「はつかえびす(二十日戎)」というと、耳なじみがあるかもしれません。

五穀豊穣、大漁、あるいは商売繁盛を祈願するために全国的に行われている「えびす講」ですが、1/10や1/20に開催される地域、10/20や11/20に開催される地域など、地域によって日程はかなりバラバラです。
10日に行われる地域では「十日戎」、20日に行われている地域では「二十日戎」と呼ぶ様ですね。

「えびす講」は文字通り、七福神の一員・えびす様を祀る行事です。

旧暦10月は神無月と呼ばれていますが、その語源は全国の神様たちが出雲大社に集まる月で、全国各地で神様が不在になるから、とされています。
逆に出雲では、旧暦10月のことを神在月と呼ぶことは有名ですね。

えびす様も神様ですので、10月には出雲に赴くと考えるのが普通ですが、実はえびす様だけは各地で留守番をすると考えられています。

そんな寂しい(?)えびす様を慰めるために行われるようになったのが、「えびす講」の起源とも考えられています。
そのため、「えびす講」は秋の季語にもなっています。

全国各地の神社仏閣で行われるえびす講。
商人にとっては「商売繁盛」、漁師にとっては「海運守護」「豊漁」、農村でも「豊穣」の神様として祀られてきた、みんなにとって非常にありがたい存在、それがえびす様!ということなんですね。
お近くで「えびす講」がある際は、全国から八百万の神がいなくなっても留守を守ってくれるえびす様に思いを馳せて、お参りしてみてはいかがでしょうか。