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9月に入りました。
残暑厳しい日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。

さて、来たる9/7は二十四節気「白露」です。

ちなみに、二十四節気とは季節を表すために用いる言葉です。
昔々まだ旧暦で時間が進んでいた時代…旧暦は年ごとに季節と月日がずれてしまうことがあり、農作業など季節を把握しながら進める作業には適さない場面もありました。
そこで太陽の動きをもとに1年を24等分した二十四節気が中国で生まれ、日本でも取り入れられたのが始まりと言われています。

「白露」…夜中に気温が下がり、草花や木に白く光る朝露が降り始める頃。
空も高くなり、暑さが和らぎはじめ、少しずつ秋の気配が深まります。

 

「露が降りると晴れ」という、天気に関する諺をご存知でしょうか。

日中に蓄えられた地上の熱は、夜になると太陽光が届かなくなるため空に向かって逃げて行く訳ですが(所謂「放射冷却」ですね)、特によく晴れた夜では、熱は雲に遮られることなくそのまま宇宙へと放射され、地上の温度はぐんぐん下がっていきます。
そして1日のうちで一番気温の低い明け方になると大気が冷え込み、結露します。
夜間に雲がなかった空は高気圧に覆われ安定した気圧配置となっており、昼になってもその天気は変わらず晴れのままのことが多い、という訳ですね。
朝露は秋晴れを実に風流な形で知らせてくれます。

 

この時期前後で、ツバメも暖かい南国へと帰っていきます。
春先に日本にやってきたツバメは、卵を産み雛を育て、寒くなる前に餌の豊富な南へと飛び立つのです。
越冬先は東南アジアやオーストラリア。
数千キロもある距離を、群れではなく1羽単位で渡るそうです。
可愛らしい見た目とは裏腹に、ものすごくタフなんですね。
来年の春先まで、しばしの別れとなります。

 

過ごしやすく、実り多い秋が待ち遠しいですね。

 

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